ギルウェル山の会

ボーイスカウト関係者による登山の同好グループの山行記録。

2014-01-01から1年間の記事一覧

vol.5 「残された山靴」

山岳遭難 ( ノンフィクション・ルポルタージュ ) から学ぶ 「残された山靴」 ーヒマラヤの8000メートル峰登頂など高峰に憧れ、志半ば山に逝った登山家8人の最期を描くー 佐瀬 稔著 ヤマケイ文庫 \880 アルピニズムの歴史に、自分自身の1ページを書き残した…

2014-6/27 博士山

<6月26日(木)> 笠幡の関根宅発19時10分。加須ICから東北道に乗る。東北道から磐越道経由を予定していたけれど、磐越道の会津若松IC~会津坂下IC間工事のため通行止めの情報。急きょ西那須野ICで下りて会津田島経由に変更する。雨が降ったり止んだ…

vol.4 「いのちの代償」

山岳遭難 ( ノンフィクション・ルポルタージュ ) から学ぶ 「いのちの代償」 ― 山岳史上最大級の遭難事故の全貌! ― 川嶋 康男著 ポプラ文庫 ¥571 1962(昭和37)年12月、北海道学芸大学函館分校山岳部のパーティー11名は、冬山合宿に入った大雪山で遭難した…

いちおう、再始動 …!

ブログタイトルの「ギルウェル山の会(仮)」の(仮)を取ることにしました。 これからは、正式に「ギルウェル山の会」です。 我々は、現状、少数精鋭(!)です。 ボーイスカウト活動は、少年達のための活動です。 われわれはオジさん達です。 今後はオバさ…

武川岳 (地区機関誌への寄稿より転載)

以下は、地区の機関誌に掲載した原稿から掲載いたします。そのため、通常の記事にたいして違和感が出ております。 もう少し前の話しですが、3月22日(土)に奥武蔵の武川岳(たけかわだけ、むかわだけとも)という山へ行ってきました。位置的には秩父市の有…

vol.3「空と山のあいだ」

山岳遭難 ( ノンフィクション・ルポルタージュ ) から学ぶ 「空と山のあいだ」 ― 岩木山遭難・大館鳳鳴高生の五日間 ― 田澤 拓也著 角川文庫 ¥590 昭和31年5月に槇有恒隊長率いる日本隊の、マナスル初登頂の快挙に刺激されわが国にも空前の大衆登山ブームが…

vol.2「みんな山が大好きだった」

「みんな山が大好きだった」 山岳遭難(ノンフィクション・ルポルタージュ)から学ぶ 山際淳司著 中公文庫 ¥780 『 "幸福な死"と"不幸な死"があるならば、山における死は、明らかに前者に属するのではないかと思う。人間の死は大抵の場合不幸だとなっている…